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厳しい? 日本のベンチャー事情

 いまだに先行きの見えない経済状況が続く中、一つの会社で終身雇用というのも、なかなか難しくなってきました。こんなご時世だけに、一つの会社に縛られるよりも自ら会社をおこして、ベンチャー企業として成功を目指す人も少なくないようです。

●草野
「異業種の人たちが交流する会というのがあり、僕はこの会に入っているのですが、出席するたびに感じることがあります。会員の皆さんは、揃いも揃ってテンションが高い人たちなのですが、それぞれのビジネスの内容を聞くと、ナンダカなぁ…甘いなぁ…と思わざるを得ない人がほとんどなんですね。交流会の主催者をはじめ立派な人も多いのですが、そうでない人が圧倒的に多いんですね。巷の噂では『独立開業の9割は失敗する』そうです。そしてそれは本当のことだろうなぁ、と思う今日この頃です」
●東雲
「起業を促す本やセミナーなども多いですし、起業までは簡単にできるでしょうが、実際に会社を維持するのは甘くありませんよね(汗)」

 インターネットや携帯電話の普及などによって、これまでになかった新しいビジネスの形が可能になって、そこを狙って独立開業する人が後を絶たないわけですが、大手の企業と渡り合うのは並大抵の事ではなく、実際に成功した例というのは数えるほどしかないのが実情のようです。

●LEE
「大量に仕入れ、大量に売る。薄利多売…。チェーンのすし屋、ファミレス、皆同じですよね。資本がないと難しい時代の中、個人ができる商売って限られてくるのかな」
●デジ之介
「完全に薄利多売のディスカウント合戦ですから、その辺の影響もあるでしょうね。増えると…ではなくて、最初から多くの顧客がいることを前提に、計画している会社も多いでしょうから、要は、最初の赤字部分を、いかに持ちこたえる体力があるか…が、重要になってしまっているのかなぁ…とも?」
●東雲
「その分大手に有利で、ベンチャーには厳しいですね。余裕のある大手がベンチャーをフォローできればいいのでしょうが、今は大手自身も厳しくて、余裕がないですからね(困)」
●草野
「う〜ん、どうなんでしょ? 商品を右から左に動かして利益をあげるようなビジネスは、確かに初期投資に莫大な資本を必要とすると思いますので、個人では難しいと思いますが、そうでないビジネス(特に自分の知恵で勝負するビジネス)であれば、いろいろな業種で勝負できると思います」

 確かに大手には、それまでの蓄積されたノウハウや資本がありますから、同じ方向で勝負をしたらベンチャーは厳しいですよね。逆に大手にはできない部分で、アイディア次第で勝負のできる部分もまだまだあるのでしょうが、肝心なのはむしろ、しれがどこかを見抜く事かもしれません?

●草野
「今の世の中、個人で起業が難しいのは、大手資本の壁が厚いと言うこともあるでしょうが、それ以上にいろいろな意味で『知恵の無い人』が多いことが、その原因だと思います」
●miffyちゃん
「与えられるばかりの環境の中で暮らしていると、知恵をだして生きて行くことを忘れてしまうんでしょうね。人の事は言えませんが…」
●東雲
「アイディア一つでのし上がっていく、なんていう話はそれこそ高度成長期に大きくなった会社では聞きますが、最近はなかなか聞きませんね。今の日本の教育自体が、自分の知恵で勝負する人を育てる方向に向いていないのでは、という気もしますね(汗)。それだけに、普段から与えられるだけではなくて、自分で考える習慣を身に付けないといけませんね(汗)」

 ビジネスで成功するアイディアを生むには、人と違ったものの見方が不可欠だと思われますが、今の教育だと、人と違う考え方はむしろ排除されているのかもしれませんね。景気のいい時だと、会社のやり方にいちいち疑問を持たない方がうまくいったりもしますが、今のようなご時世では、それでは通用しないのかもしれませんね…。

●草野
「僕なりに、今の日本の教育を表現すれば、少数の指導者層(自分の力で状況判断でき、決断できる人間)と多数の知的レベルの高い、広い意味での事務員(命令に対する処理能力は高いが、自分では判断・決断できない)を作ることとなります。…等々と文句をいっても仕方ないので、せめて少なくとも自分自身は、自分の知恵で生きていける人間であろうと思います」
●東雲
「受験向けの勉強中心だと、そうなってしまうのかもしれませんね。自分で考えて決断する事こそ、本当は誰にでも必要な事だと思うのですが(汗)。結局は自分自身が、どれだけ自覚的でいられるかですよね。普段から心がけていないと、なかなか難しいですが」
●LEE
「会社が新入社員に『〜を開発してほしい』というと、もう手がける前から、『そんなことはできません』と言ってしまうんだとか。試行錯誤の中から発見もあるんじゃないか…、そういうことをしない学生が増えているんじゃないかと思います。もともと日本の教育は、役人を育てるための教育と聞いた事があります。受験だけでなく、受験後、入ってのんびりしてテストの時だけやればいいみたいな風潮も良くないのかなと思います」

 今はゆとり教育などを取り入れて、教育の現場も一人一人の個性を伸ばす方向へと変わりつつありますから、これから社会に出る若い世代にその成果があらわれる事を期待したいですね。それまでの間私たちにできるのは、新しいビジネスに向けて、今からでも自分自身を変えていく事なのかもしれませんね。

提供:デジろぐ


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