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気になる廃品回収・リサイクル事情

   石油や木材など、限りある資源を有効に使っていく上で、リサイクルは欠かせないものになりつつあります。空き缶や古新聞など、日本でも様々な形でリサイクルは行われていますが、まだまだ完全に機能しているとはいえないようで、課題も数多く残されているみたいです…。

●おこた
「古紙8束が盗まれて、犯人が逮捕されるという事件がありました。これ、一つの事件は小さい犯罪のようで、根は深いのですよね。地域で不要なゴミを廃品回収業者に回収してもらう風習が無くなって、心無い方が山野に捨てたりしてしまってますよね。この風習が無くなった原因ですが、契約している業者が廃品回収する前に、金になりそうな廃品を勝手に回収する業者がいて、契約業者は金にならない、赤字になる廃品ばかりを回収するようになって、引き受けてがなくなってしまったのです。それにこういった廃品回収を手伝って、地域奉仕という事と、労働に対して何かを得るという事を知ったような気がします。そういった意味では、この犯人は大きくなる木の芽を盗んだのかもしれませんね」
●デジ之介
「ってのも、場所さえ荒らさなければ、回収してくれているわけだし、リサイクルにはなっている気もするんですけど、何か、変な気がしますよね。日本のリサイクルの仕組みって。中途半端に民間だったり、公営だったり…」

 最近はおこたさんのお話の通り、廃品の中で売り物になるものだけを勝手に回収してしまう業者が増えていて、廃品回収のシステム自体が成り立たなくなっている地域も少なくないようです。空き瓶や古紙は、直接リサイクルショップなどで売る事はできなくても、業者が回収しない事にはなかなか集まりにくいですから、廃品回収ができなくなってしまうのは問題ですよね。

●おこた
「つまり、廃品回収システムはリサイクルできる品物は高く売る事で、ゴミにしかならない品物の処分代や、会社を運営する為のお金をカバーしています。株式に投資する時に、相場が変動しても総計で儲けを出すように複数の銘柄を購入するのと同じですね。その高く売れる品物を無関係な業者が持っていくので、従業員の賃金やゴミの処分代等の出費が多くなると廃品回収の契約業社はいつも赤字…。当然の事ながら、赤字が見込まれる場合は民間企業は契約しませんよね。となると、廃品は回収する業者はいなくなり、家庭にはゴミが蓄積されるわけです。元々廃品回収のシステムは上手く出来ていたんですけど、こういった盗人みたいな業者がいたので、なくなってしまったわけです。ゴミといっても売れる品物を盗んでいくわけですから、泥棒ですよね」
●デジ之介
「要は、このシステムで成り立っていたこと自体がオカシイ(甘い)よなぁ…って、気がしたんですよ。それって、確実に安定して見込めるってわけでも無いわけですし、実際、古紙の価格が暴落しちゃったために、ちり紙交換も来なくなってしまって、一番重要なゴミの部分で、行政側の主体性が無かった…みたいな? そう考えますと、要するに、このゴミの所有権が、明確に主張できるだけの土台が無かったと言うか、そんな感じでしょうかね?」
●東雲
「行政がフォローしてくれないと、こういったサービスは厳しいですね。特にゴミに関しては、処理をするのも行政ですから、その意味でもしっかりしてほしいのですが(困)」

 こうした問題の背景には、廃品回収のシステム自体が今のご時世に合わなくなってきたのもあるかもしれません。とはいえ、まじめな業者がやっていけるように、国や自治体にはリーダーシップを発揮してもらいたいですよね…。
 ちなみに、この『リサイクル』という言葉も日常的に使われていますが、その正確な意味となると、意外と知られていないかもしれません?

●miffyちゃん
「あ”、同じ物を何度も使うのは『リユース』と言うんでしたね。リサイクルの定義は、牛乳パックをはがきやトイレットペーパーにしたりというように、ある物を違った状態にして再度使えるようにする事なんだそうです」
●デジ之介
「なるほど! が、そうすると、世のリサイクルショップって、完全に間違っていると言うか、和製英語ですね?」
●東雲
「あっ、そのまま使うのはリサイクルにはならないんですね。例えば空き瓶を回収して、砕いて、破片を溶かして別の瓶に作り直すのがリサイクル、洗浄してまた使うのがリユースという感じでしょうか?」
●miffyちゃん
「でも、私のように、古い着物を買って来て、洋服に作り変えて着たりするのは、完全にリサイクルですね!」
●デジ之介
「ですね! そうそう、古物商の免許でも、その辺の規定があるんですよ。例えば、古着を買ってきて、そのまま売る場合は、要免許ですが、それを全く新しいものに作り替えて売る場合は、免許不要…みたいな?」

 一般にリサイクルといわれる時に、リユースの意味と混同されている事も多いですよね。実際にリサイクルが行われる過程では、ただ回収されるだけではなくて、その後に加工したりといった作業が色々されているんですね。この辺りの苦労がなかなか伝わってこないのに、呼び方の混同も関係しているかもしれません?

●LEE
「牛乳も、紙パックより、瓶の方が美味しいのですが、これを回収するのが大変。なかなか戻らないそうです。店舗の方がロスが多いって判りますね。私もそう思います。大型スーパーが大変なのもわかります」
●東雲
「スーパーの店頭などで、発泡スチロール皿やペットボトルを回収しているのは見かけますが、ガラス瓶はあまり見ませんね。最近はコンビニなどの台頭で酒屋さんも厳しいようですし、リサイクル&リユースもなかなか難しいですね(汗)」
●miffyちゃん
「この前チラッとニュースで見たんですが、ビールを入れても大丈夫なペットボトルが開発されたとか。これではますます、リサイクル&リユースが厳しくなりますね」
●東雲
「ペットボトルでビールなどを保存ができるのは確かに便利ですが、リサイクル&リユースの面ではガラス瓶より難しそうですね」
●miffyちゃん
「ペットボトルで乾杯と言うのも、ちょっと味気ない気がしますね」

 廃品回収以外に、スーパーなどの店頭でも空き缶やペットボトルなどを回収していますが、まだまだ回収率の面では充分とはいえないようです。リサイクル・リユースがもっと定着されるためにも、取り組んでいる業者がやっていけるようなシステムが必要なのはもちろんですが、私たち一人一人が、今以上に強く意識していかなくてはいけないのかもしれませんね…。

提供:デジろぐ

ベースデザイン:http://hp-kitchen.com/